新宿御苑の木戸休憩所には、このようなパネルが貼られていました。新宿御苑ミュージアムの建設案内です。
新宿御苑の玉藻池は、江戸時代に内藤家の庭園として完成した「玉川園」の一部であり、現在もその面影を残しています。玉藻池は、新宿御苑の敷地内でも特に古く、江戸時代の内藤家下屋敷の庭園に由来します。池はあまり大きくありませんが、奥が深く、周囲は厚い森に包まれ、冬には水鳥たちの憩いの場となっています。
玉藻池には、冬には水鳥たちが憩いの場として訪れます。具体的には、カモ、カルガモ、コガモ、オナガガモ、ヒドリガモ、マガモ、ユリカモメ、カワウ、コサギ、アオサギ、ツバメなどが観察されています。
新宿御苑には、広さ58.3ヘクタール、周囲3.5kmの園内に、ヨーロッパ式の風景式庭園と整形式庭園、日本庭園を巧みに組み合わせた、日本における近代西洋庭園の名園といわれています。整形式庭園は、左右対称に美しく整形された庭園で、約100種類約500株の特色あふれる花々が咲き誇るバラ花壇を中央に、左右対称に計約160本のプラタナスを4列の並木にデザインされています。
風景式庭園は、ゆったりと広がる芝生と、自然のままにのびのび育った巨樹が特徴の庭園で、新宿門から整形式庭園へまっすぐのびた、見通し線 (ビスタライン)の中央には、御苑のシンボルツリー・高さ30mをこえるユリノキが高くそびえています。
新宿御苑には、多くの歴史的建造物がありますが、擬木橋はその一つです。明治37年にセントルイス万博で展示されていたものを輸入し、フランス人技師が設営工事を行い、明治38年に完成しました。日本初の木を模した欄干といわれています。擬木橋は、池の上を通る道路にかかる、木でできた小さな橋で、新宿御苑の整形式庭園から一番外側の道を通って南エリアに入る途中にあります。
中の池の周囲を散策中、左理の写真の中央に新宿御苑のレストハウスが映り込んでいます。時間は13:28です。
新宿御苑のモミジ山は、新宿御苑の庭園の東南に位置し、千駄ヶ谷門より外周を5分ほど進んだ桜園地の奥にある小高い山です。樹木が自然の姿そのままに生育しているエリアで、約100本のカエデがのびのびと枝をのばしているのが特徴です。紅葉の時期には、モミジ山全体が燃えるような赤や黄色に染まり、美しい景色が広がります。
新宿御苑のツツジ山は、新宿御苑の庭園の東南に位置し、千駄ヶ谷門から外周を5分ほど進んだ桜園地の奥にある小高い山です。約170本のツツジが植栽されており、赤やピンクに染まり、美しい景色が広がります。